液晶テレビは、バックライトと赤・緑・青のカラーフィルターを組み合わせて、液晶が並ぶパネルを照らし、映像を表示します。
一方、プラズマテレビは、小さなRGB画素がパネル全体に配置され、それぞれの画素に電圧をかけてガスを放電させ、その光を蛍光体に当てて映像を作り出します。
プラズマテレビは、自発光型で残像が少なく、動きの激しい映像も滑らかに表示できるため、スポーツ中継や映画のブルーレイ再生に適しています。黒の表現が得意な点も特徴です。
一方、液晶テレビはバックライトを使用するため、発光部分が不要で小型化が可能であり、消費電力も少ないです。
かつては「大型化に不向き」や「残像感がある」といった欠点がありましたが、技術の進歩によりこれらの問題は大幅に改善され、最終的にプラズマテレビの生産は2014年に終了しました。
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